命をいただく
食育室を覗くと2歳児が食育活動をしていました。
普段、給食や食卓に出てくる食材は、加工されたり、調理されたりしていますが、命をいただいていることに気付いたり、食材のもとの姿を知ったり出来るよう魚の解体を見学していました。
アジが出てくると「魚だ」と興味を示した子どもたち、袋の上から触ったり、袋を開けて匂いを嗅いだりしていました。
「くさーい」と「血みたいなのがみえる」「押したから血が出てきたんじゃない」「優しく触ろうよ」等と子どもたち。
栄養士が魚を捌き始めると、驚いたように静まり返り、じっとその様子を見ていました。
魚の骨も触ってみました。
「骨硬いね」と言ったり、「怖い」と目を背けたりしていました。
魚を焼き始めると今度は「いいにおい」「食べたい」とフライパンのジュージュー鳴っている音に耳を傾けていました。
皆で感謝の気持ちを込めて「いただきます」をして美味しくアジをいただきました。
2023年9月29日更新