食育活動
今日は涼しい一日でしたね。
2歳児育組ではピーマンの種取りをしました。ぴかぴか光っているピーマンを見て子どもたちはワクワクしている様子。
「ピーマンを半分に切ってみるとどうなっているかな?」と聞くと不思議そうな表情をしていました。
いつもは調理されているピーマンを食べますが、半分に切ったピーマンを見ると種がたくさん入っていることを知り、子どもたちは興味津々。
やる気満々で種取りをする子もいましたが、はじめは手に取らずに見ていた子もいました。友だちの様子を見たり、「種を取って調理さんにご飯を作ってもらおうね」と保育者に声をかられけると、「やってみよう」と思ったようで、種取りを始めていました。
テーブルや床は種だらけになっていましたが、子どもたちは無心になって取り組み、ピーマンやへた部分の感触を味わったり、においをかいだりしていました。明日のチンジャオロースをしみにしている子どもたちです。
その後、「この種からピーマンができるのかな?」と保育者が一言。屋上広場に出た子どもたちはプランターに植えてみることにしました。そっと種を土の上に乗せ、優しく土をかぶせていました。これからどうなるのか・・・観察をしていきます。
そして、以前植えたナスがなっていて、子どもたちは嬉しそうでした。またピーマンの花が咲いているのを見つけ、近くに赤ちゃんピーマンがなっていました。「かわいいね」と言ってそっと見ていました。自分たちが育てている野菜を大切にしようとする気持ちが育っているようです。ちょっとしたきっかけが子どもたちの意欲や興味に繋がっていきます。
保育園ならではの体験を通して、さまざまな感覚や感性を育てていきます。
2022年6月16日更新